シリーズ 第35回

 山 陰 の 船 舶 Ship of Sanin

水産庁 漁業取締船「海鳳丸」

 

船首方向から見た「海鳳丸」

 今回ご紹介するのは、水産庁 境港漁業調整事務所所属の漁業取締船「海鳳丸」です。総トン数499トン、鋼船で船籍は長崎市です。写真のバックは境水道大橋で、現在の水産庁取締船占有岸壁は以前、海上保安庁が使用していた位置にあり近くに台場公園、海の資料館があります。

船尾から見た「海鳳丸」

 水産庁漁業取締船の重要な任務の一つに、外国漁船による不法操業漁具の回収があります。「海鳳丸」も例外ではなく、その漁具の船上取り込みや、陸揚げに用いるクレーンが船尾部に装備されています。日本海の漁業秩序の維持のために「海鳳丸」は今日も監視を行っています。

 


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