シリーズ 第26回

 山 陰 の 船 舶 Ship of Sanin

矢田渡船観光「矢田の渡し」号

 

矢田の渡しの 「矢田の渡し号」 の前景

 今回は、島根県松江市で矢田の渡しの「矢田の渡し号」のご紹介です。「矢田の渡し号」は1998年建造の総トン数4.9トンで全長10.1m、幅2.98m、定員は28名の小型の渡船で、本来は、松江大橋川の対岸を結ぶ、市民の通学通勤の足です。

 

桟橋に係船中の 「矢田の渡し号」  

 松江市の大橋川の両岸を結ぶ矢田の渡しの歴史は、太古の昔、ほぼ完全な形で残る唯一の風土記である「出雲風土記」にまで、さかのぼります。以前は交通の要所としてその役割は大きな物でしたが、矢田の渡しから見て、中海側に「中海大橋」が開通しその役割は大きく軽減されました。

大橋川周遊について

 「矢田の渡し号」が就航したとき、朝夕の通勤通学時の航海以外の閑散時間を周遊観光に利用しようという企画を行っています。約一時間の松江の大橋川周遊を楽しむことが出来ます。(要予約・・・詳細は「大橋川周遊について」(松江市ホームページ)でご確認下さい。)

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