シリーズ 第25回

 山 陰 の 船 舶 Ship of Sanin

島根大学臨海実験所 実験船 「がらてあ」

 

島根大学臨海実験所 「がらてあ」 の前景

 今回は、島根大学の隠岐臨海実験所の実験船「がらてあ」のご紹介です。「がらてあ」は総トン数7.3トンFRP製の全長11.95mで、定員は35名の小型実験船です。母港は島根県隠岐郡西郷町の加茂港です。

 

島根大学臨海研究所 「がらてあ」 の後部 

 「がらてあ」の後部からの様子です。船体に対して比較的大きな入り口が特徴的です。船体後部はシートが張ってあり実験時には、このスペースで作業を行う物と思われます。さらに船尾に装備された2本のデレックと赤ぽっく見えるのは手動式ウインチが作業の効率化をはかっています。

島根大学隠岐臨海実験所

 「がらてあ」の所属する島根大学 隠岐臨海実験所は生物資源科学部に所属し島根県隠岐郡西郷町にあります。おもに臨海の生物の生息の調査研究を行っており、同じ様な大学の臨海研究所は隠岐臨海実験所以外に全国に21カ所あります。海洋生物の生態の研究などが期待されています。

 

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