シリーズ 第14回

 山 陰 の 船 舶 Ship of Sanin

神戸税関境支所監視船 「だいせん」

今月の船舶は, 神戸税関境支所の広域監視船 「だいせん」です。 商港 境港の国際化で、今日も忙しく動きまわっています.

 

船首から見た税関監視船 「だいせん」

 今回は税関広域監視船 「だいせん」です。本船は平成9年に建造され神戸税関 境支所に配属となった総トン数55トンの広域監視船です。写真は母港の境港、竹ノ内専用岸壁です。

 

船尾方向からみた 「だいせん」 

 白を基調としたデザインですっきりした印象を与える船体。デッキ色はめずらしい赤系が採用されています。煙突は、船尾排気方式が採用され船橋後部のデッキのフラット化に貢献しています。また船橋中央上部に垂直型設置された1本マストに、レーダ、風向計、法定航海灯具がスマートに配置されています。

 

税関広域監視船 「だいせん」 の全景

 となりに見える鳥取県警パトロール船「ゆみはま」。ほかに海上保安庁 巡視艇、灯台見回船の停泊する竹ノ内岸壁で他船より一回り大きな「だいせん」。

 ロシア航路、中国航路、韓国航路、東南アジア、などの定期貨物航路、さらには、ロシア、北朝鮮からの魚運搬船など国際化する商港としての境港で神戸税関境支所の「だいせん」は忙しく動き回っています。

 

 

 こちらもどうぞ「神戸税関境支所のページ」 (「だいせん」 関連ページ)

 


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